カヌープロジェクトPartⅢがスタートしました。
現在、山陰海岸は日本ジオパークから、世界ジオパーク加盟へ向けて地域の熱い期待を受けています。
地質学的な歴史を探るうえでは、非常に重要だといわれているジオパークへのアクセスを、
陸からではなく、海から行います。そこへアクセスする手段として、
私たちが構想段階から3年を要した間伐材製カヌーのノウハウを活かし、
趣旨に賛同いただいた製作者の方々と共に、間伐材製シーカヤックを製作し日本海へ漕ぎだし、
山陰海岸ジオパークを応援しようという事業です。
なお、概念等はこちらの企画書をご参考ください。
まずは肝心な間伐を行わなければ、先に進みません。
間伐するのは、この杉林です。
健全な森を形成するには、間伐は非常に重要な作業です。
今回は、県立兎和野高原野外教育センターのご協力のもと、
施設内散策道の整備をご協力させていただく趣旨で、間伐を行います。
そこで出た間伐材に、新たな命を吹き込みます。
なかなか計画通りの方向へ倒すのは難しく、午前中は難航
挙句の果てに、チェーンソーが挟まってしまい、作業中断。
しかし、午後は要領も得た関係上、ほぼ予定量の間伐を終了できました。
着工前に比較し、見晴らしがかなり良くなりました。
杉林への日光の指し方はもちろんですが、
ウォークラリー等に使用される散策道も、かなり明るくなりました。
次回は、ユニックにて製材所へ搬出です。